RapidReport 製品ドキュメント

プログラム開発の準備

RapidReportを用いたプログラム開発を行うには、帳票出力ライブラリファイルが必要となります。 ここでは、ライブラリファイルへの参照設定を行う方法についての説明を行います。

それぞれの場合に応じて、以下の説明をご覧ください。

.NET Frameworkの場合

開発環境として、VisualStudio2022を用いた場合の手順について説明します。

.NET Frameworkでの利用の場合、インストールフォルダ内の[lib\dotnet]フォルダにある以下のライブラリファイルが常に必要となります。

  • systembase.report.dll
  • systembase.json.dll
  • systembase.barcode.dll

上記の他に、作成すべき帳票の出力形式に応じて以下のライブラリファイルが必要です。
※各項目をクリックすると展開表示されます。

▼直接印刷・プレビューを行う場合に必要なライブラリファイル

▼PDF出力を行う場合に必要なライブラリファイル

▼Excel(XLS)出力を行う場合に必要なライブラリファイル

▼Excel(XLSX)出力を行う場合に必要なライブラリファイル

ライブラリのコピーと参照設定

必要とするライブラリファイルをプロジェクトのフォルダにコピーした上で参照設定を行う手順について説明します。

プロジェクトのフォルダをエクスプローラで開き、ライブラリファイルの配置場所として[lib]フォルダを作成します。

作成すべき帳票の出力形式に応じた必要なライブラリファイル一式をすべて[lib]フォルダにコピーします。
※ 下図はPDF出力を行う場合の例です。

コピーしたライブラリファイルをプロジェクトの参照に追加します。

VisualStudioのソリューションエクスプローラで、プロジェクトの「参照」上で右クリックし、[参照の追加...]を選択します。

参照マネージャの左端にある「▶ 参照」タブをクリックすることで、プロジェクトに参照を追加するライブラリファイルを選択できるようになります。 ダイアログの下部にある「参照...」ボタンから、先ほどコピーした[lib]フォルダ内のすべてのライブラリファイルを選択してOKボタンを押します。

以上で、ライブラリファイルの参照設定は終了です。

NuGetから必要パッケージをインストール

続いて、NuGetからRapidReportの動作に必要なパッケージをインストールします。

ソリューションエクスプローラで、プロジェクトの「参照」上で右クリックし、[NuGetパッケージの管理...]を選択します。

以下のパッケージをインストールします。

  • Newtonsoft.Json 13.0.1以上
  • ZXing.Net 0.16.8以上

.NET Core/.NET5以上の場合

開発環境として、VisualStudio2022を用いた場合の手順について説明します。

.NET Coreおよび.NET5以上での利用の場合、インストールフォルダ内の[lib\dotnetcore]フォルダにある以下のライブラリファイルが常に必要となります。

  • systembase.report.dll
  • systembase.json.dll
  • systembase.barcode.dll

上記の他に、作成すべき帳票の出力形式に応じて以下のライブラリファイルが必要です。
※各項目をクリックすると展開表示されます。

▼直接印刷・プレビューを行う場合に必要なライブラリファイル

▼PDF出力を行う場合に必要なライブラリファイル

▼Excel(XLSX)出力を行う場合に必要なライブラリファイル

ライブラリのコピーと参照設定

必要とするライブラリファイルをプロジェクトのフォルダにコピーした上で参照設定を行う手順について説明します。

プロジェクトのフォルダをエクスプローラで開き、ライブラリファイルの配置場所として[lib]フォルダを作成します。

作成すべき帳票の出力形式に応じた必要なライブラリファイル一式をすべて[lib]フォルダにコピーします。
※ 下図はPDF出力を行う場合の例です。

コピーしたライブラリファイルをプロジェクトの参照に追加します。

VisualStudioのソリューションエクスプローラで、プロジェクトの「参照」上で右クリックし、[プロジェクト参照の追加...]を選択します。

参照マネージャの左端にある「▶ 参照」タブをクリックすることで、プロジェクトに参照を追加するライブラリファイルを選択できるようになります。 ダイアログの下部にある「参照...」ボタンから、先ほどコピーした[lib]フォルダ内のすべてのライブラリファイルを選択してOKボタンを押します。

以上で、ライブラリファイルの参照設定は終了です。

NuGetから必要パッケージをインストール

続いて、NuGetからRapidReportの動作に必要なパッケージをインストールします。

ソリューションエクスプローラで、プロジェクトの「参照」上で右クリックし、[NuGetパッケージの管理...]を選択します。

以下のパッケージをインストールします。

  • Newtonsoft.Json 13.0.1以上
  • ZXing.Net 0.16.8以上

XLSX出力を行う場合は、以下のパッケージもインストールします。

  • SharpZipLib 1.4.0以上
  • SkiaSharp 2.88.6以上

Javaの場合

開発環境として、Eclipseを用いた場合の手順について説明します。

Javaでの利用の場合、インストールフォルダ内の[lib\java]フォルダにある以下のjarファイルが常に必要となります。

  • systembase.core-1.8.jar
  • systembase.report-5.16.jar
  • systembase.barcode-1.3.jar
  • zxing.core-3.5.1.jar
  • jackson-annotations-2.14.1.jar
  • jackson-core-2.14.1.jar
  • jackson-databind-2.14.1.jar

※ バージョン5.9以前では、Jsonを扱うためのライブラリとしてJsonicを利用していましたが、5.10以降ではJacksonに移行しました。
※ 5.10以降でjsonicを利用される場合は、[lib/java/jsonic]フォルダに格納されている jsonic-1.3.10.jar ファイルをご利用ください。

上記の他に、作成すべき帳票の出力形式に応じて以下のjarファイルが必要です。
※各項目をクリックすると展開表示されます。

▼PDF出力を行う場合に必要なjarファイル

▼Excel(XLS)出力を行う場合に必要なjarファイル

▼Excel(XLSX)出力を行う場合に必要なjarファイル

Java Servletプロジェクトでのライブラリのコピーとビルドパスの設定

Java Servletプロジェクトに、必要とするjarファイルをコピーした上でビルドパスの設定を行う手順について説明します。

プロジェクトのフォルダをエクスプローラで開き、[WEB-INF]の下に[lib]というフォルダがあることを確認します。

作成すべき帳票の出力形式に応じた必要なjarファイル一式をすべて[lib]フォルダにコピーします。

※ RapidReportをバージョンアップした場合は、以前のファイルをビルドパスから取り除いて削除した上で新しいファイルをコピーしてください。

Eclipseに戻り、[WEB-INF\lib]フォルダの上で[F5]キーを押すと、先ほどコピーしたファイルが表示されます。 ファイルを選択し、[右クリック] > [ビルド・パス] > [ビルド・パスに追加]をクリックします。

以上で、ビルドパスの設定は終了になります。


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