動的要素(デザイナのみ)

「カスタマイズ」プロパティを利用すると、プログラムからの制御なしで、 動的に要素の内容を書き換えることができます。 ここでは、「動的要素」で紹介した帳票と同じものを、 デザイナでの指定のみで作成する方法について説明します。

動的要素のサンプル
サンプルについて
完成したサンプルが example フォルダ内に以下の名前で含まれています。 帳票定義ファイル: example_customize.rrpt ソースコード: ExampleCustomize.cs、ExampleCustomize.vb、ExampleCustomize.java

この帳票の、レポートデザイナ上での配置は以下のようになります。

[.NUM]という式の設定されたフィールド要素と、その右側にあるグラフを表す四角形の要素に対して、 「カスタマイズ」プロパティの指定を行います。 なお、グラフは幅が 0 の四角形を配置しているため、ここでは縦線のように見えています。

NUMフィールドのカスタマイズ

NUM列値を表示するフィールド要素は、値が負数であれば文字色を赤にしています。

このような制御は、[カスタマイズ]プロパティを以下のように設定することで実現できます。

[color(色)]プロパティの値を、"(< .NUM 0)"という条件(NUM列が負数となる場合)で、 "red"という値に書き換えます。

グラフのカスタマイズ

グラフとなる四角形の要素には、以下のように[カスタマイズ]プロパティを設定します。

ここには、3つのルールが設定されてます。

まず、[fill_color(塗りつぶし色)]プロパティの値を、NUM値が負数ならば"pink"、正数ならば"lightblue"とします。

残りの2つのルールで、グラフの長さと配置を制御しています。

NUM値が正数ならば、[layout.x2(右辺)]を右向きに伸ばします。

NUM値が負数ならば、[layout.x1(左辺)]を左向きに伸ばします。