RapidReportの特徴と機能一覧

RapidReportの優れた特徴について、ご紹介します。

使いやすさを追求したレポートデザイナ

RapidReportのレポートデザイナは、実際に帳票開発に長く携わってきた開発者の立場で設計されています。

GUIによる直観的な操作で、帳票の構造定義や要素の配置を行えます。 さらに、拡大・縮小しながらのデザイン作業、要素の複数選択やコピー&ペースト、 帳票の完成イメージを表示した上での作業を行うことができます。

計算式を編集する場合は、用意された機能の一覧から選択して入力することができます。

レポートデザイナ

Excelファイルの取込

レポートデザイナからExcelファイル(xlsx)を読み込んで、帳票デザインを取り込むことができます。

例えば、エンドユーザがこれまでExcelで運用していた帳票を取り込む、 または開発に先立って帳票デザインをExcelで定義した仕様書を取り込む、といったことが可能になります。

デザイン時プレビュー機能

レポートデザイナでの作業中はいつでも、 デザインしている帳票の出力結果を確認することのできるプレビュー機能を呼び出すことができます。

プレビュー機能では、帳票に流し込むデータをその場で手軽に直接入力することができます。 プレビューのためだけに、わざわざデータベースを用意する必要はありません。 (※データベースから取得することもできます)

デザイン中の帳票を編集するか、データを編集すると、即座にプレビューへと反映されます。 これによって、編集と確認の流れをテンポ良く繰り返しながら作業することができます。

デザイン時プレビュー

明細行の繰り返し、集計、計算式の定義

明細行の繰り返しや、任意のキーに基づいたグルーピングおよび集計といった処理を、 レポートデザイナ上の指定だけで定義することができます。 帳票開発のために、集計などを行うプログラムを作成する必要はありません。 単にデータを一覧表のまま帳票に渡せば、必要な処理は全てRapidReportが行います。

多階層グループの集計例

※上記の例では、レポートデザイナ上の指定のみで以下のような制御を行っています

  • 施工区分、施工個所毎にグルーピングを行って表のレイアウトを制御
  • 数量と単価の積から金額を計算
  • 金額に税率(8%)を掛けて消費税額を計算
  • 施工区分ごとに合計を計算
  • 全体の合計を計算

明細の自由配置

明細の横並びや絶対座標指定での配置など、 データをどのように並べるかをレポートデザイナ上で柔軟に制御することができます。

明細を横に並べる例

充実した設定項目

書式設定、フォント、アライメント、色、線の太さやスタイルといった一般的な設定項目はもちろん、 小数点位置固定、縮小して全体表示などといった、 様々な要望を簡単に実現するための項目を取り揃えています。

小数点位置固定などの例

条件指定による表示制御

項目の表示/非表示を制御するための条件式を帳票定義ファイルに埋め込むことができます。 ページやグループの最初にだけ線を引いたり、明細が複数の場合のみ集計行を表示するなどといった制御のために、 特別なプログラムを書く必要はありません。 また、常に指定した行数が出力されるように、空行を追加することも簡単にできます。

表示制御の例

※上記の例では、レポートデザイナ上の指定のみで以下のような制御を行っています

  • データが5行未満でも、常に5行の明細を表示
  • 空白行がある場合、その最初の行にのみ (以下余白) と表示
  • 1行おきに明細の背景としてグレーの四角形を表示

高い実行パフォーマンス

帳票の出力にかかる時間はわずかです。PDF形式の場合、1,000ページを数秒、10,000ページでも数十秒で出力できます。

ページ数 / データ行数 .NET Java
100ページ / 2,000行 0.25秒 0.42秒
500ページ / 10,000行 1.05秒 1.01秒
1,000ページ / 20,000行 2.11秒 1.70秒
10,000ページ / 200,000行 23.59秒 13.62秒

※PDF形式での帳票出力に要した時間を計測。データ生成の時間は含みません。
※環境 CPU: Intel Core i5 6500 3.20GHz、メモリ: 10.0GB OS: Windows7
※サンプル帳票「売上明細表」で計測。1ページあたり20行程度の明細を出力。3階層の集計を含む。

さらに、.NETから利用できるプレビュー画面(デスクトップアプリ用)は、
帳票全体の描画を待たずに任意のページを表示可能なので、非常に高速です。

ページ数の多い帳票でも、瞬時にプレビュー表示されるため、
ユーザにストレスを与える事がありません。

開発メンバーによる充実のサポート

QAフォーラムでは、RapidReportの開発メンバーによる技術的なサポートを無料で受けることができます。

テキストでの回答だけではなく、サンプルプログラムやアドインの提供、ご要望に応じた機能追加なども随時行っており、
わかりやすく迅速なサポートは、お客様の高い評価を得ています。

また、フォーラム上での過去のサポート内容は、どのお客様でも参照可能なように全て公開され、
有用なトピックについてはFAQにまとまっています。

利用しやすいライセンス形態

RapidReportの運用ライセンスは、その利用形態に関わらず無料です。

有償の開発ライセンス(Standard版)は、レポートデザイナをインストールするデバイスの数だけ必要となります。
1ライセンスの価格は年額¥20,000(税別)と、非常に安価です。

年間ライセンスなので、継続して利用するかを1年ごとに決めることができます。
そのため、例えば・・・

最初の年は大規模なシステム開発の作業があるので10ライセンス必要だが、
以降はメンテナンス用に2ライセンスだけあればよい、

といった無駄のない購入方法が可能です。

さらに、無料のFree版ライセンスもあります。制限は作成した帳票にロゴが挿入されるという点のみです。
それ以外の制限はないので、RapidReportの機能について十分に検証して頂くことができます。

機能一覧

機能 詳細
対応言語 .NET Framework 3.5以上
Java6以上
出力形式 PDF
Excel(XLS/XLSX)
直接印刷、プレビュー表示 ※.NETのみ
Google App Engine利用時はJavaでのPDF出力のみ可能
用紙設定など 余白設定
両面印刷時に裏側になるページの左右余白反転
用紙サイズ(A3, A4, A5, B4, B5)指定
カスタム用紙サイズ指定
単位指定(pt, mm, inch)
デフォルトのプリンタ指定
異なるデザインの帳票を続けて出力
文字列表示
データ表示
フォント、サイズ、色、下線、太字、斜体指定
水平・垂直アライメント指定
均等割り付け
縦書き
改行して全体を表示
縮小して全体を表示
小数点位置を固定
書式設定(カンマ編集、ゼロ埋め、日付書式など)
書式設定クラスを自作することで独自の書式を利用可能
PDFへのフォント埋め込み

集計(全体計、ページ計、その時点までの計)
範囲を指定して集計
重複を除いて集計
平均値
ページカウント
直線
矩形
色、線の太さ、塗りつぶし色
線スタイル(破線、点線、二重線)
線スタイルの詳細設定(線分長さと空白長さを指定)
角の丸い矩形
矢印
画像 静的な画像(BMP, GIF, JPEG, PNG)を表示
動的に画像を生成して表示
バーコード EAN8, EAN13, CODABAR, CODE39, ITF, CODE128, GS1-128
コンビニバーコード, QRコード, 郵便バーコード
チェックサム生成
CODABARスタートストップ文字指定
QRコード誤り訂正レベル指定
グループ、配置 多階層グループ
集計単位の指定
データ行数指定によるグループ分割
垂直方向に明細を並べて表示
水平方向に明細を並べて表示
絶対座標による配置
グループ開始時に改ページ
改ページ毎に見出し/集計行を表示
指定した行数になるように空白行追加
グループ開始時にページカウントのリセット
式による制御 条件に応じた項目の表示/非表示切り替え
(ページ初め/終わりか、グループ初め/終わりか、空白行かなど)
カスタムデータ列
四則演算(+, -, *, /)
AND, OR
IF, NVL
丸め(四捨五入、五捨六入、切り捨て、切り上げ)
部分文字列の取得